オンラインでの学習効率を高める5つの方法
何度も知識を見直し、アウトプットを繰り返す――。これこそが、どんな学習にも求められる上達のコツです。
プログラミング学習においても、オンラインスクールで学ぶだけでは知識がどんどん抜け落ちてしまいますから、さまざまな学習を効果的に取り入れて知識を定着させる必要があります。
そこで今回は、オンラインでのプログミング学習で「知識を効率的に定着させるコツ」を紹介していきましょう。
市販の書籍を活用する
オンラインスクールで学んだ知識を定着させたいなら、追加で市販の学習書籍を1~2冊買ってやるのがよいでしょう。
市販の書籍は有名校や実績のある著者が書いているケースが多く、ポイントを押さえて効率的に知識を復習できるはずです。
また、オンラインスクールとは違った視点で知識を再確認できるので、より確実に知識を定着させられます。
疑問点はすぐにグーグル検索
実際にスクールに通う場合とは違い、オンライン学習では分からない箇所を誰かに質問することは難しいと言えます。
しかし、それをそのままにして学習を進めていくと、次第に理解が追いつかなくなってしまうことでしょう。
もし疑問点が出てきたなら、すぐにグーグルで検索しましょう。
プログラミングの基礎的な知識については、今やネット上に多くの情報があふれています。
“分からなければ検索”を心がけ、疑問を残さずに次のステップに進むようにしてください。
勉強会に参加する
オンライン学習の弱点である「人に聞けない・相談できない」という悩みを補うためには、リアルで開催される勉強会に参加することもオススメです。
勉強会というとハードルが高く感じますが、初級者向けのものも多数あるので、気になる方はネットで「プログラミング 勉強会」などと調べてみるといいでしょう。
実際にホームページやアプリを作成してみる
学習効率を高めるには、インプットだけでなくアウトプットすることも非常に大切。
知識はあくまで知識であり、アウトプットすることでようやくスキルとして身についていくからです。
完璧に知識を暗記してからでないとアウトプットしたがらない人もいますが、まずは失敗してもいいので、積極的に覚えた知識を使っていきましょう。
実際に使うことで、プログラミングスキルは磨かれていきます。
効果的なアウトプット法としては、実際にサービスをつくることが一番です。
ある程度の知識が身についたなら、ホームページやアプリを制作し、覚えた知識を使って実践してみるのがいいでしょう。
知識を活用することで理解が深まり、新たな気づきも得られるはずです。
写経する
アウトプットの方法としては「写経」も効果的です。
写経とは、完成しているソースコードをそのまま書き写して真似するというシンプルな学習法です。
「ただ書き写すだけで本当に効果があるの?」と思うかもしれませんが、実際の動作確認ができたり、自分がタイプミスしがちなポイントを押さえられたり、デバック能力(バグを見つけて修正するスキル)が身についたりと、多くの気づき・学びを得られます。
もちろん、何も考えずに書き写していても意味はないので、これまで学んだ知識をおさらいする意識で、実際の使われ方を確認するように写経しましょう。
ポイントを押さえて書き写せば、単なる知識が実践的なスキルに昇華していくはずです。