あのWeb系企業の「年収」はいくら?
エンジニアに人気の高い企業はSIer(受託)系ではなく、自社サービスを展開するWeb系企業です。
自らサービスを開発できるという側面はもちろん、下請けではないため働き方や待遇面でも魅力的です
(もちろん大手SIerにも年収の高い企業はありますが、やはり総合的に見てWeb系企業に人気が集まっています)。
では、どんなWeb系企業がエンジニアに人気なのでしょうか?
ここでは人気を集める要素の一つである「年収」に焦点を当て、人気ランキングを紹介していきたいと思います。
「エンジニア転職のTech Career」がサイト上で公開している「自社開発企業(Web系)のエンジニア年収ランキング」によると、Web系企業の平均年収ランキングは以下のようになっています。
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1位:Google(平均年収1130~1260万円)
皆さんも想像がついたかもしれませんが、やはり圧倒的な1位はグーグルです。
同社は福利厚生が充実していることでも人気を博しており、Web系企業を目指すエンジニアにとって憧れの企業の一つです。
2位:リクルートHD(平均年収966万円)
就活生に大人気のリクルートは、エンジニアにとっても好待遇で有名な企業です。
起業家を輩出することでも有名ですから、将来独立を考えているエンジニアにもオススメです。
3位:GMOフィナンシャルHD(平均845万円)
GMOクリック証券やGMOコインなど、金融系サービスを展開している同社は、平均年収も高く、福利厚生もよいと言われています。
4位:サイバーエージェント(平均772万円)
アメーバブログやAbemaTV、スマホアプリなど、多種多様な自社サービスを展開しているサイバーエージェントは、やはりエンジニアにとっても人気の企業です。
5位:DeNA(平均761万円)
モバゲーなどで有名となったディーエヌエーですが、現在は主力のゲーム事業に加え、AI関連の事業にも力を入れています。
6位:GREE(平均年収747万円)
主力のゲーム事業で数多くのサービスを生み出しているグリーは、自由な社風でも有名です。
そのため、ゲームに携わりたいエンジニアを中心に人気を集めています。
7位:エムスリー(平均年収730万円)
医療関係者向けのポータルサイトを運営している同社は、その専門性から確固たるニーズを獲得しています。
特に、医療や健康に興味のある人にとってはやりがいを感じられる企業だと言えるでしょう。
8位:mixi(平均年収691万円)
SNSの印象の強いミクシーですが、ゲームやスポーツ関連コンテンツなど、エンターテインメント事業にも力を入れています。
最近ではモンスターストライクのヒットが記憶に新しいところです。
9位:Gunosy(平均年収685万円)
ニュースキュレーションアプリ「グノシー」で有名な同社は、スポーツ情報中心の「グノシースポーツ」や女性向け情報サイト「LUCRA」なども運営しています。
10位:カカクコム(平均年収680万円)
ネット上の最安販売先を教えてくれる「価格.com」をはじめ、「食べログ」や「映画.com」など生活に密着したサービスを展開していることで有名です。
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このように人気を集めているのは、皆さんが普段使っているサービスやアプリを展開している企業です。
ほかにも似たような業種・年収の企業は多数あるので、気になるサービスがあれば運営企業を調べてみるとよいでしょう。