「いかに挫折を防ぐか」がオンライン学習の肝
オンラインでのプログラミング学習において、最も多くあがる難点が“挫折”です。
実際のスクールに通う場合とは違い、いつでもどこでもできるオンライン学習は、その自由度から学習を後回しにしてしまい、「気づいたら挫折していた……」ということになりかねません。
では、オンラインでのプログラミング学習をやり抜くにはどうすればいいか。
今回は、そのポイントをいくつか紹介していきましょう。
具体的な目標を立てる
挫折を防ぐために一番必要なのは“明確な目標”です。
転職やキャリアアップなど、目標がなければ次第にラクな方向へ流され、勉強をやめてしまうからです。
学習を始める前に、「なぜプログラミングを学ぶのか?」を必ず明確にするようにしましょう。
ちなみに、このときの目標は具体的であればあるほどよいとされています。
たとえば「転職するため」ではなく「XXX社に来年の4月に転職するために」というように、できる限り具体的に、プログラミングを学ぶ理由を書き出すようにしましょう。
目標から逆算してスケジュールを立てる
目標が見つかったなら、そこから逆算して学習のスケジュールを立てることも大切です。
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なぜプログミングを身につけるのか(目標)
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そのために、いつまでに学習を終えるべきか
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そこから逆算すると、どんなスケジュールで学習に取り組むべきか
このように、目標から逆算して学習スケジュールを立てていきましょう。
たとえば、次のようなイメージです。
- 来年の4月までにプログラマーとしてXXX社に転職する
- 今年10月までには学習を終えて転職活動に移る
- そのために平日3日のオンラインスクールに加えて、市販書籍での自学を毎週日曜にカフェで行う
ここでのスケジュールも、より具体的であるほうが続けられます。
「いつ」「どこで」「何を」学習するかをできる限り明確にし、スケジュール帳に落とし込んでしまいまし
ょう。
●ご褒美を用意する
何かを続けるために「ご褒美」を用意することは、科学的な観点からも効果的だと言われています。
たとえば、「1週間学習が続いたら焼肉を食べに行く」「学習が1カ月続くごとに、欲し
いものを1万円まで買える」「学習を終えたら思い切って車を買う」など、目標の進捗度
合いに応じて、ご褒美を設定するとよいでしょう。
●オンライン自習室を活用する
最近では、一人で学習が続かない人のために、オンライン上で集まって共に学習する「オンライン自習室」というサービスが注目を集めています。
参加者同士は会話するわけでもなく、各自が自分の勉強風景をカメラで写して、ただひたすら勉強するというものです。
まわりが勉強しているという環境に置かれることで自然と勉強スイッチが入りますし、自分の姿を写すことで勉強せざるを得ない状態に追い込まれるというわけです。
「自宅では勉強が続かない」「図書館やカフェに行かないと学習が進まない」という人には特にオススメだと言えるでしょう。
無料のサービスもありますので、勉強が続かない人はぜひ活用してみてください。
●IT留学で自分を追い込む
「これらの方法を実践しても、学習を続ける自信がない……」という人であれば、思い切って自分を“絶対に勉強せざるを得ない環境”に追い込むのも一つの手です。
その方法の一つが「IT留学」です。
海外のスクールにて短期集中で学ぶ方法で、確実に、短期間でプログラミング知識を身につけることができます。
IT留学については、こちらの記事も参考にしてください。
海外で学ぶとなるといろいろな不安もあるでしょうが、実際に多くの日本人がこの方法を選択しています。
IT留学カウンセラーに無料で相談もできますので、少しでも気になる方は問い合わせてみるとよいでしょう。