IT留学先で最もコスパがいいのはフィリピン・セブ島!
IT留学を検討する際、最も悩むポイントのひとつに「どの国に留学するか」が挙げられるでしょう。
この点、留学先としてよく名前が挙がるのは、アメリカ、カナダ、インド、フィリピン・セブ島の4か国です。
もちろん、それぞれの国に良し悪しがあり、一概にどの国がよいとは言えません。
予算や目標、考え方によってオススメの国は変わってきます。
そこで今回はそれぞれの国のメリット・デメリットに触れたうえで、独自のオススメ度を紹介していきたいと思います。
アメリカ
GoogleやAmazon、Facebookなど、数多くの巨大IT企業を抱えるアメリカは世界が認めるIT大国です。
ここでの学びは、将来エンジニアとして活躍したい人にとっては大きな財産となるでしょう。
ただし、学費の相場は年間250~500万円ほどと他国に比べて高く、居住費や滞在費も高くついてしまいます。
また、授業は英語で進められるため、ある程度の英語力が必須です。
英語ができない場合は、語学留学からスタートすることになり、さらに費用がかかってしまいます。
メリット ITの本場で貴重な経験を詰める
デメリット 学費、滞在費が高い。英語力が必須
オススメ度 ★★★
カナダ
アメリカと同様、カナダもIT産業が盛んな国のひとつです。
カナダのバンクーバーは、IT業界では「Tech Hub City(テクノロジー業界のハブ)」と呼ばれるほどで、多くのIT企業がこの地に支社を構えています。
カナダにおける学費は年間100~300万円ほどで、アメリカに比べると比較的安価です。
また、居住費・滞在費も安く抑えられるため、欧米諸国の中ではお財布に優しい国だと言えます。ただしアメリカと同様、ある程度の英語力は必要です。
メリット 欧米諸国の中では比較的安価に学べる
デメリット 英語力が必須
オススメ度 ★★★
インド
インドは、積極的にIT分野に取り組むIT先進国のひとつです。
シリコンバレーにも多数のIT人材を送りこんでおり、GoogleのCEOサンダー・ピチャイ氏もインド出身のエンジニアとして有名です。
留学先でもインド人エンジニアたちと交流できるため、これからエンジニアの道を歩む人にとっては良い刺激となることでしょう。
ただし、治安面の悪さなどもあって留学先としてはそこまで人気は高くありません。
また、インド人の英語は「インディアン・イングリッシュ」と揶揄されるほどクセが強く、英語力に自信がある人でも聞き取りづらいといわれ、その点も心配されます。
メリット 世界で求められるインド人エンジニアたちと交流できる
デメリット 英語が聞き取りづらい、治安がよくない
オススメ度 ★★
フィリピン・セブ島
留学費用が欧米の半分以下と、学費・滞在費が他国と比べて圧倒的に安く、日本人に最も人気のあるIT留学先がフィリピンのセブ島です。
1週間~半年ほどの短期間で、集中的にプログラミングを学べる日本人向けスクールが多数あります。
また、授業を日本語で行うスクールも多く、事前に英語を習得する必要もありません。
さらにスクールによっては英会話の授業も行っており、英語とITの知識を一挙に身につけられることでも人気です。
時差も日本と1時間しか変わらず、環境面でも大きな苦労はないと言えます。
ただし、治安自体は必ずしもよいとはいえません。
メリット 日本人向けスクールが多く、英語とプログラミングを一挙に学べる。費用が圧倒的に安い
デメリット 治安は必ずしもよくない
オススメ度 ★★★★
なお、フィリピン・セブ島については、日本人の誘致に力を入れていることもあり、留学検討中の方向けの「無料カウンセリング」が準備されています。
留学先での生活や治安面など、気になることがあれば気軽に問い合わせてみましょう。
実際の現場の状況を踏まえて、よりリアルな情報を得られるはずです。